ハンガーノック

ハンガーノックはおそろしい。
私もきついハンガーノックは一度しか経験がないが、怖かったのでそれから気をつけるようにしている。
ハンガーノックは、ラジオや懐中電灯の電池が徐々に弱まり、その後、プチっと切れるように身体のエネルギーがなくなってしまう。
もちろんその時点で心肺停止、死に至るということはないとは思うが、危険である。私の場合は身体が動かなくなってきて、視界がどんどん狭まっていった、
あわてて食べ物を口に入れ横になったが、回復するのに数十分かかった。
家から近い場所だったのでなんとか家までたどり着けたが、道路でいきなり倒れたら車に引かれる可能性があるし、山で倒れて食べるものがなければ凍死しかねない。
ま、それでも普通の人はそんなに簡単にならないのもハンガーノックだ。普通に前日晩ご飯を食べていれば次の朝、水だけ飲んでも2時間くらい走れる。朝パンを一枚食べていれば、もう少し走れる。ただそこから先は危ない。3時間以上走る時は朝おにぎり2個とかしっかり食べてなおかつポケットにパンとかカステラとかゼリー飲料とか何か持つようにしたい。