メルクス

逃げ馬に魅了されていたのは、寺山修二であったか?
書を捨てよ街へ出よう!
昨日のメルクスの逃げははかなく、美しいものであった。
逃げている時間がたいして長かったわけではない。ゴールまで数キロ。追う集団は20名ほど。追うものに駆け引きが発生し、意思統一がないと、逃げ切れる距離。残り1km。まだ逃げているが、追う方のスピードが速い。残り百メートル。カメラは勝利者をとらえるためゴール正面に切り替わる。
一気に小集団がメルクスを飲みこみ、ゴールラインを越える前に首をうなだれるメルクス・・・・よくあることだ。逃げというのはほとんどがこういうものだ。それでも逃げなきゃ始まらないことって、あるのさ!メルクス君。よくやった。
ただ、気になったことが一つ。
なんでメルクスがメルクスの自転車じゃなくBMCに乗っていたのか?今年からそういう契約なのかな?メルクスの逃げている間の放送中ずっとBMCの自転車が映っていて、違和感があった。
それはともかくこのBMCの自転車は超カッコいい。数日前近所でみかけて驚いた。あるところにはあるんだなー。ま、丸岡に行けば絶対何台かはあるだろうな。
で、またまたジロにインスパイアされ早朝ライド。
そ!
パソコンを捨てよ!自転車に乗ろう!だ。
高雄から笠トンネルを越え細野まで。時間の関係で栗尾はなし。今日は家に何も食べるものがなかったので食事も補給もなしで行って、細野の自販機でオレンジジュースでも飲もうと思っていた。で、ジャージに直に千円札を入れていたら雨で濡れてしまっていて、なんとか自販機に入れたら拒否された。で、むりやりもう一度入れたら真ん中でつまった。
げ!!
破けないぎりぎりの引っ張り強度でなんとか千円を救出。さすがにもう一度挑戦するのはあきらめ、ボトルの水を飲み、折り返し帰路へ。
雨の中を慎重に走る。
現在祭り期間中なので鉾差しの本番レギュラーメンバーは怪我厳禁である。もし祭り当日に穴をあけたらえらいことだ。それも自転車に乗ってこけて骨を折った!!なんていうのは、例えると愛人宅で腹上死するようなものか・・・・ま、死んだら叱られようもないけれど・・・・・気をつけないと。