リッコとクネゴ

昨日のちょうど昼間、リッコとクネゴのことを配達中考えてた。このツールでクネゴは最もパッとしないスター選手で、リッコは最も成功した選手の一人だと思っていた。それが皮肉にもリッコは昨日の夜、最も転落した選手になってしまった。
ランプレはクネゴ中心のチームながら、クネゴのアシスト陣は非常にサラリーマン的である。武将のように大将のために命を張るような感じ（ま、あくまで感じ）がなく、５時過ぎたら残業できません、といった感じのアシストである。CSCやサウニエルのアシストのようにボロボロになるまでやる感じ（あくまで感じ）がない。いつもレース終盤の大事な局面で他のチームにはアシストが残っているのにクネゴはひとりで仕事をしている。これではかわいそうだ。同じチームにマッツォレーニがいたころはまとまりがあったが、今はそういう兄貴分がランプレにはいない。それに比べ、フォイクトやピエポリがいるチームは強い。サウニエルよピエポリくれ。
でもクネゴのツールはまだ終わっていない。せめて区間一勝。それもラルプデュエズでシュレックを叩きのめして勝ってくれたらこのツールは私にとって最高のものになる。その後世界戦でアルカンシェルをとって、ロンバルディアで勝ったら最高の１年だ。世界戦でリッコはクネゴの最高のアシストになってくれると思っていたが、２年ほどはシャバに出て来れないだろう。残念。