関西シクロクロス桂川大会

結果9位。
レースシーズンも終盤戦になり、速い選手があらかた昇格し終わっているはずなのに、自分の順位はいつもこの辺り。レース中「ま、この辺でいいか・・・・」という気持ちの弱さが出てしまっているのは間違いない。
今年の桂川のコースは例年以上に平坦コース。要領のよさだけでは勝負できないのはわかっているが、そこは如才ない私、いかに戦うかを絶えず考えてレースに臨む。
予選で勝ったわけでもないのにポールポジションに自転車を置く。これは勝負を有利に進めるのには非常に大事。ただ、この日の第三レース、10時50分スタートなのに、9時20分の第一レースのスタート時にはスタート地点で場所とりをしないといけない。これは大変。だがこの時点ですでにレースは始まっている。
そこから1時間30分身体を冷やさないように気をつけながらスタートを待つ。
スタート位置では両サイドを10代の少年に挟まれ、なんか場違い感たっぷり。特に左にいるMくんは12歳。堺で千切られたので今回負けるわけにいかんと、秘かに闘志を燃やす。

スタート。コース前半は固くしまったグランドで直線多し。先頭でスタートしたが後ろからえらい勢いで自転車が追ってくる。こんなペースで走り続けては最後までもたないと判断し、集団の中に隠れる作戦にする。集団の中は非常に走りにくいが、風が無いので楽である。先頭とあまり離れないように気をつけながら、連続する小さな障害板、通称シマノステップに入る。ここで前に行かないと中盤以降のぬかるんだセクションで渋滞に巻き込まれるのでがんばって先頭集団に入る。
そこから6人くらいの先頭集団ができ、その後ろのほうで2周ほど走る。固い路面では後方でできるだけ休み、後半のテクニカルセクションではなるべく前で走るようにした。2周目まで風下で休ませていただいていた少年Mくんがここでなぜか失速。他の列車に乗り換える。
周回後半のテクニカルセクションではシケイン以外全て乗車できていたので少し調子に乗って走っていたら、泥斜面でこけた。こけた時後ろにいた自転車の前ワイヤーと自分の自転車のサドルが絡まった。最悪!だけどこけた自分が悪い。迷惑をかけた。申し訳ない。これで順位を10位以降に下げる。自分とペースの合う列車が行ってしまった。。。。前を走る列車より追い上げるスピードのある牽引車がないと一人で前に追いつくのは非常に困難。前からポロポロ疲れて落ちてくる人もあるが、その人と組んでもその前に追いつく力はまず無い。そこからひたすら耐え忍ぶ走りでなんとか9位。クロスはどのレースもしんどいが今回特に脚、腰、心臓がきつかった。終わった瞬間脚攣りかけ。ただ、苦手にしていた平坦コースで10位以内に入れたのはよかった。自分の前後の選手と接戦もできたし、地元だけに応援も多く、非常に楽しく走れた。多謝。

シケインジャンプ。今年からシケインが高くなり、難易度アップ。今まで自転車のトップチューブをつかんで飛んでいたが今年は余裕があればダウンチューブをつかんで飛んでいる。トップチューブをつかむよりダウンチューブをつかむほうが持ち上げる量が少なくてすみ、担ぎからランに移行する時、ひじをトップチューブの下の滑らせればすぐ肩に担げ、走りやすい。
画像提供maruさん。ジャンプの写真、最高にイカす。