砂山

レースへ向けて、体調の山を作っていくとき、イメージするのは砂で山を作ること。これは別に自分が考えたわけではなくて、よく言われていること。
より高い山を作るには、より広い裾野が必要。広い裾野というのは土台で、土台というのは基礎で、基礎というのは自転車で言えば、ゆっくり長く乗る時間をとって下地に作るということ。それをレースまでの期間の最初の何分の一かにあてる。その次は最初より少し強めの強度を取り入れ、それで層を作る。それが済めばまた次の強度で層を作る。ある程度の土台ができれば今度は週に一、二度、へとへとになるような強い刺激を入れ、その後回復日を設ける。こうすると次に高強度な運動をするとき以前よりより強い負荷に耐えられるようになる。こうしてレースに向け高い山を作っていく。それでも砂山なので突然強い風が吹けば大部分吹き飛ばされてしまうこともある。そういう時はまた下から積み上げていく。
早く病気を治さないと山を作れない。。。。