花背

花背峠はいつ行ってもツライし緊張する。特にタイムをとって走ると、それなりのタイムが欲しいのでついがんばってしまう。がんばってしまうのだけれど、その気持ちをへし折るくらいの強い負荷が自分を苦しめる。こういう時、ちょっとしたマイナスのイメージが頭にあると休むきっかけを作ってしまう。例えば前日寝不足だとか、身体のどこかが痛いとか、自転車が重いとか、ほんの少しのきっかけで、がんばる気持ちは折れてしまう。花背では途中でいかに気持ちを折らないかが、一番大事。ただ気持ちは大事だけれど、その気持ちを持ち続けるには体力がいる。その体力を作るには継続的なトレーニングが必要。花背でのタイムは京都のサイクリストの間ではグローバルなのでそれだけに走るのは緊張するのだ。
結果は25分42秒で、たぶん自己ベスト。昨日の花背峠後半、暗い峠道から徐々に視界が開け、もうすぐゴールか?と思いストップウォッチを見ると22分台。もがけば夢の23分台でゴールか??と、がんばってたどり着けば、そこはまだ途中の水飲み場だった。いつもここをゴールと間違える。23分台ならかなり速いのだ。でもここまで来れば残りは一割ほどなのでがんばってギアをかけ25分台ゲット。ヒルクライムレースは初めてだけど伊吹山に向けての気持ちが少し楽になった。