朝、山

いつも通り集合時間に遅れる。
冬は寒くて、パッと起きられないのもあるが着る服や装備が多く、出かけるのに手こずる。そういうことはわかっているはずなのに今日もまた出かけるのが遅くなってしまった。
五分ほど遅れ。峠の入り口で一人と合流し二人で前を追う。峠途中で、無事本体に合流。計六名。
舗装路を登っている時からリアタイヤの空気圧が低いことは気になっていた。空気圧が低いので路面に吸い付くように走る。ただ、どんどん空気圧が下がっていくのがわかる。ときどきリムに当たる感じ。リアに加重をかけすぎないように注意しながら走る。途中で一度空気を補充。それからも激しいガレガレ部分が続く。再び空気が無くなっていく感じ。止まってタイヤを見るとベコベコ。後ろから来るメンバーに先に行ってもらい、またまた空気を補充することにする。だが、空気を入れても入れてもタイヤは膨らまない。空気入れが悪いのかと思い、予備の空気入れで空気を入れるがやっぱりダメ。完全にパンクしたようだ。観念してチューブを入れることにする。先に行った友達に連絡できないので待ってもらって申し訳なかったが、下から声がしたので先に帰宅してもらう。それからチューブレスバルブを外し、チューブを入れる。パンク修理はどおってことない作業だ。ただ、どおってこと無いんだけど、朝の最も寒い時間帯、氷点下である。止まると身体はぐんぐん冷えるし、手はかじかんでくるしで大変だった。
チューブを入れてからは慎重に走る。もう一度パンクすると帰れないから。

イカーはいつものおばちゃん一人だけ。百名山クリアのため日々精進。