サックは無用

関西シクロクロス丹波自然公園。このコース、過去に採用されたことがあるのだけれど、私が走るのは今回が初めて。まだまだ青二才。
天気は快晴。ただし、激寒い。
コースは起伏に飛んでいる。嫌いじゃない。もう少し詳しく書くと、スタートからしばらくは舗装路で道幅が広い。そのまま登りに入り、途中からシングルトラック。道幅狭い。ずんずん登り、どばっと下る。テクニカルなところはないけど、スピードを出すと恐い。けどスピードを出さないとレースにならない。そんなコース。
レース開始。シングル入り口でいきなりの大混雑。誰かが寝転んでいて、それに対する冗談交じりの罵声がおもしろい。しばらく行って、登りがきつくなったところでインナーＸローに入れるとチェーンがフリーとスポークの間に落ちる。チェーンサック！全員に抜かれる。一緒に走っているライバル？？の多くの人に声をかけてもらう。ありがたい。なんとかチェーンを引き戻し、復活。しばらくして集団の最後尾を捉える。そのまま集団で走り二周目の舗装路からシングルに入ったところでまたまたチェーンをフリーとスポークの間に落とす。チェーンサック！踏み込んでいたのでホイールにがっちり食い込む。ギャラリーに見守られながら、チェーンをはずそうとするが、全くはずれない。諦めてリタイヤしようと何度も思った。これで残留権は絶対取れないから。でもどうせ家に帰って修理するならここでもうちょっと修理してみようと、しつこくチェーンを引っ張る。それに少ししかレースを走っていないのでやめるのがもったいない気持ちもあった。結局Ｃ２の先頭が一周してきてもはずれない。それからしばらく二番手がこないのに驚きながら、はずれないチェーンを引っ張り続ける。二番手が来る直前にチェーンが抜ける。レース復帰。そこからしばらく表彰台争いの選手に混じって走ることになり、非常に恥ずかしい。恥ずかしいけど、ウケているようなので半笑いでそのまま走り続ける。その後、入れたらダメだとわかっているのにまたインナーＸローに入れ、何度かチェーンサック。その都度どばどば抜かれる。べべのままレース終了。
う〜〜〜〜〜〜ん、残留権は来年に持ち越してしまった。というか、残留できるかかなり不安。