夜明け前

朝、山。
たまには山も行かないと、身体の反応が悪くなる。いや実際にはすぐ反応が悪くなることはないと思うが、そんな気がして精神衛生上悪い。なので今日は山。マウンテンバイク。
茶道の点前でも何度も何度も同じ動きをくり返し練習し、自然に、意識せずその動きができるようになると、よりいろいろなことに気を配れるようになるそうだ。マウンテンバイクでもそう。身体がいろいろな障害に自然に対応できるようになると、気持ちに余裕ができ、より楽しむことに集中できる。前輪が倒木に触れた瞬間前ブレーキを解放、倒木がBBを通過する頃に重心を前に移動し、後輪をひきつける。そういうことの全てを山の中でいちいち考えながら走っていると、次から次に出現する障害にテンパってアワワワ・・・・てなことになってしまう。
三人。今日は本当に寒かった。今シーズン一番の寒さではなかろうか。寒いので登っている最中、手袋の話ばかりしていた。登り始めると身体は温まるが、手はどんどん冷たくなる。半端な手袋ではお里が知れてしまう。

山頂は7時。夜明け前。寒すぎるので日の出を待たずに山を降りる。日の出評論家失格。
山を降りるとこんな寒いのにゴルフをしている人がいた。笑える。
ゴルフ場の前の池がカチカチに凍っていた。