スランプ

自転車で出かけても、なかなか写真が撮れない。
いつもカメラを持ち歩いてはいても、雨が降りそうなのでビニール袋に入れたりしていると、いちいち取り出すのが面倒だから。
日曜、朝、山。
案の定カメラを持参していたがほとんど撮らず。
一次会、いつものアプローチから北東へ移動するルート。シングルトラックの登り好きには堪らないテクニカルコース。タイヤがグリップするギリギリで登っていると突然グリップが抜けることがある。そうするとハンドルとかステムに膝をしたたか打ちつける。
二次会、いつもの平日コースの一番難しいところ。ウエットだと泣きそうに難しい。私はやっぱり下り苦手だ。ダウンヒルレースに申し込まなくて正解。
三次会、北山定番コース。この時期の山は新緑の爽やかなイメージがあるが実は逆。森の中は湿度が高く、風もなく非常に不快。コース上あちこちに蜘蛛が巣をはり、それが顔にまとわりつき、うっとうしい。アブや蚊が多く、長袖、長タイツで武装していても1センチ開いた袖口、足首を狙って刺される。時にはレーパンの家からお尻を刺される。数日ずっと痒いので最悪。
おまけ、御室コース。
先日見つけておいたトレイルの入り口から初進入。
素人がコンクリートを塗りつけたような荒れた路面の激坂出現。坂の横にはBergホニャララという会社の看板。Bergといえばフランダース地方の急な坂の名前の最後によくついているが、この会社の人はツール・ド・フランドルが好きなのだろうか??ロードで登るならミュールのようだ。そんなことを考えながらシングルに入る。ずっと乗っていけるかと思っていたら途中で道を間違え、ピークまで自転車を担ぎあげる。当初考えていたより手ごわい。そこから急な下りを降りると四つ角に出た。未舗装路だけどしっかりした交差点で古の交通要所のような雰囲気がある。そこで知人とばったり遭遇。チタンコメンサルのSさんだった。一人でも、やっぱり走りたくて来たらしい。この辺りはホームコースだそうで、少し情報交換。その後、今聞いたトレイルを走る。新鮮。おまけにしては走り応えがある。これはみんなに報告せねばと、意気揚々と出口に来て、石段を降り、辺りを見回し、ん???、以前走ったトレイルだった。