朝山

いつもの待ち合わせ場所にいつものように遅刻していくといつものように誰もいない。結局山のてっぺんまで追いつけなかった。それでも途中ロードに乗る友達やマウンテンバイクに乗る三人組の別のパーティーとすれ違い、先行する仲間との差を教えてもらい、苦しいながらもなんかほんわか走れた。山の中ではよく散歩にくるおじいさんとしばし立ち話。以前車で麓まで来て駐車してこの山に登っていた人が最近は自転車で来て登っている話とか、非常にローカルなネタ。最初は山の中で自転車と散歩の人という関係で非常にぎこちなかったように思うけど、もう何年も週に数回出会っているとお互い警戒心もなくなってしまった。それこそ出会うことを期待こそすれ、しばらく見ないと病気でもしてないか心配してしまうくらい。それでもシングルトラックの真ん中で上半身裸で腕立て伏せはやめて欲しい。うっかり踏みつけると大変だから。