本日の日の出

12月20日、木曜日の日の出。

日の出評論家ぶらいあんの採点、20点。
太陽が顔を出しているわけでもなく、ただぼんやり明るくなっておしまいの日の出。それだけだと朝か昼かよくわからないけれど、かろうじて雲の切れ間からオレンジ色の空が見えるところに日の出らしさを感じられる。よって20点。

わざわざ日の出を見に行くのはなぜだろう?
一日の始まりを感じるため?
暖かさと明るさから活力をもらうため?
ただ寒い冬の朝に酔狂にも山に登って日の出を見るという自分に酔いたいだけかもしれない。私の場合、夏は日の出を見に行くということはほとんどないし、夏の日の出を見ようと思うと、相当早起きしないといけない。
自分の場合15分も走れば日の出の拝める山に登れる。非常にお気軽。お気軽なぶん、ありがたみが薄い。何日もかけて登った山のピークから見るご来光が綺麗に見えると格別だろうし、自分の住むマンションの屋上までエレベーターで登って見る日の出は同じような美しさでも感激は少ないだろう。東京スカイツリーの上から見る景色は、新幹線に乗って、入場券を買ってと、コストがかかっているだけに、感激しなければという自己暗示をかけてしまうかもしれない。