サカイセンシュケン

関西シクロクロスシリーズ・イン・堺。通称サカイセンシュケン。
毎年言ってますが世界選手権には簡単に出場できないけれど、サカイセンシュケンは申し込みさえすれば多くのシクロクロス・ラバーが参加することができる。自転車パーツメーカーの聖地、シマノのお膝元、堺。以前はカッコいいシマノカレンダーが貰えたのにいつの間にかなくなってしまった。シマノさん来年はよろしくお願いします。
レースの方はすでに残留権もあるし、前レースの結果でシード位置を獲得しているので、スタートギリギリまで余裕がある。アップというほどでもないけれど身体を冷やさないように動かすこともできた。
このコースもスタートは非常に重要。最初の林間部分で大混雑するのがわかりきっているので、できればそこまでに順位を上げておきたい。ただしみんな同じことを考えている。いざスタートしたら案の定コースは殺気に満ち溢れている。自転車を壊したくないのと、このコースで勝機もないので、流れに逆らわず林を抜ける。林を出たのは25番くらいか。悪くない。最初の二周くらいはこのくらいの位置で頑張って耐えた。

砂場。マイアミといい、ここといい、砂のパートは好き。でも芝のパートは嫌い。芝を走ると脚がどんどん削れていく。
三周目くらいからバテはじめる。コースは平坦で、幅も広いので、抜かれる抜かれる。昨年より体重が増えて、登りが苦手になったが、だからと言って平坦が得意になったわけでもなく、ストップ&ゴーのゴーの部分でスピードが乗らない。全然踏めてないのだ。疲れたを通り越して、疲れ過ぎて頭が痛くなってきたので、もうメカトラでも起こってくれればリタイアできるのにとまで考える始末。
それでも我慢して走っていると四周目に入って、後方にまだ残留条件を獲得できていないヒサくんを発見したので、少し待って自分の前に上げる。あとはできるだけ抜かれないように丁寧に走る。もちろんクリーンにね。順位は後方でもみんなC2なので上がってくる選手はパワーが残っていて速い。地脚では軽く負けている。ただ後ろの方を走っている選手はたいてい砂場とかシケインとかが苦手なので、その辺をうまく走ってそれほど順位を下げずに終了。残留権もギリギリ獲得。少しは役にたてたかな。

アシスト中。ヒサくんには来期恩返ししてもらおう。

多くの人に素敵な写真をいっぱい撮っていただきました。ありがとうございます。