チェーン交換

moorie2005-05-05

予備のチェーンが工具箱にある安心感からか、かえって先延ばしになっていたチェーン交換をついにすることにした。
で、まず、新品のデュラエースのチェーンを洗浄。
シマノが推奨しない、チェーン洗浄をあえてする。
なぜなら洗浄後、ボーシールドT9をスプレーするから。
これは飛行機のボーイング社が航空機の部品の防錆潤滑に使っている液体。
完全に脱脂後スプレーする。
私はこれをチェーン交換の時、スプロケ交換の時以外使わない。
それだけ神聖な作業なのだ。
で、スプレー後、チェーン長を調整し、クランクブラザースのチェーン切りで、チェーンを切る。
すると、チェーンが切れない。
いや厳密に言うとチェーンは切れた。
ただ、いくらねじをグイグイしめこんでも奥のチェーンピンが抜けないのである。
で、クランクブロスの工具の使い方を調べてみると、なんとこのチェーン切りはチェーンピンを、あえて抜かずにチェーンを切り、そのピンを再利用するために開発された商品だったのだ。
これから買う人はご注意を。
ピン抜けません!
私は今まで山の中ではこのチェーン切りで、チェーンを切ってもチェーンピンをうま〜く抜かないようにピンを再利用してきつもりだったが、このチェーン切りではうまくもくそも、そもそもピンは抜けないように設計されていたのである。知らなかった〜。
それにしても大シマノがチェーンは古いピンは抜ききって、つなぐ時は新しいコネクトピンを使うように、安全のために必ずお守りください!と強く推奨しているにもかかわらず、あえてピンを抜かない設計をしているあたり、かなりクランクブロス、強気である。
そういえばクランクブロスの傑作エッグビーターなるペダルもシマノの最高級SPDビンディングペダルより軽く、ドロつまりも無い。で、四面キャッチではめやすい。もちろん調整などシマノにも幾分いい点があるが、世界選手権で使用している選手も多いのでかなり優秀なのは間違いない。かなり自信溢れるメーカである。
ま、私の場合、ペダルはMTBシューズのクリートを全て交換するのが面倒なのでシマノM959ですが・・・・・
PS
クランクブロスの携帯工具で新しいコネクトピンが使えないわけではありません。新しいコネクトピンで古いコネクトピンをにゅる〜っと押し出してやれば、新しいコネクトピンを使用できます。ご安心あれ。