福知山クロス後編

moorie2006-12-18

道中、雪があることも想定して京都を出発したが、全く雪がなかったので八時には会場についた。準備をし、試走を2周してもいろんな友達と談笑する余裕があった。
第一レースに出場する友人を見送って、身体にウオームアップオイルをすりこむ。で、とりあえず軽く軽く三本ローラーに乗る。なぜ軽く軽くかというとローラー台からおっこちそうでおっかないからだ。普段ロードレーサーで乗る分には問題ないが、シクロクロス用の低圧のブロックタイヤだとふらふら非常に危なっかしい。レース前に怪我は厳禁である。かなり緊張感のあるアップを終了し、友人のゴールを見届け、自分もスタートラインにつく。三列目。イマイチ気合が足らない。ま、今の自分の実力からいってもこんなもんかと謙虚に、というか弱気に、スタート。スタートでは減速しないために自分のラインをふさがれないことだけを気をつける。最初の舗装路が長いのでここで簡単に抜けそうな気がするが登りがきつく、上位争いをしている人はたいがい速いのでなかなか抜けない。で、他の部分は非常に狭くまた抜きにくい。結局ここは先頭を逃がしすぎるとやっかい。というか勝負にならない。なので自分が消耗する前にできるだけ前に行き、混雑を利用し集団を絞りたい。一周目終了時5位くらいか??すでに一分前を走るC3の選手をかなりパスする。なんでこんなきついねん!頼むし堪忍して欲しいと心から思う。でも少しでも緩めると集団の波に一気に飲み込まれる。全力である。気がつけば2周目には4人くらいのパックとなった。そこで一人が先に逃げる
。ちぎられる。で、次にこのクロスシリーズ三連続優勝者がじりじり下がり始めた。そこからの2周は私ともう一人の2位争い。久しぶりに抜きつ抜かれつの白熱戦を展開。FMからの実況が二人の争いをあおる。うーーさぼれない雰囲気。。。。。今日身体はよく動くが、直線では相手の方がスピードがある。心拍はすでに185。ひえ〜〜。で、姑息な作戦を決行。階段のかつぎ上げの後、飛び乗るのを相手より遅らし、押しで追い抜き、相手の前で自転車に飛び乗りラインをふさぐ。で、また抜かれる。最終周の松林ではラインの取り合いで身体はぶつけるはお互いがむしゃらである。そこで前に出て完全にラインを空けない作戦は成功していたが、(去年も同じだった。)最後の舗装路手前の登り。私は乗って登り、相手はがむしゃらに脇から担いで抜いていった。しまったー。その後舗装路で競り負けた。(去年もここで競り負けたが前が落車し勝利)あー残念。レースでかなりラフな走りをしたので叱られるか?とも思ったが表彰式の時、相手もひさしぶりに楽しく走れた、と言ってくれてほっとした。
3位。去年なら1位以外は喜べないと思っていたが、久々の表彰台で、なおかつ力を出し切っての3位だったので正直ホッとした。
天気がいい〜好成績〜自転車も汚れない〜楽しく外でみんなでおしゃべり&食事〜長い距離のドライブも苦痛じゃなく帰宅。最高のパターンだった。
逆に、雨〜寒い〜どろどろ〜惨敗〜へとへとで手がかじかむのに洗車〜帰路渋滞し遅く帰宅。これが最悪のパターンか。でもこれはこれでシクロらしいのだが、どちらにせよ帰宅後家族にはぶち切れられる。
プチ情報
カテゴリーマスター、上位3名の自転車はすべてチタン製であった。
カテゴリー1、上位3名中2名がチタン製であった。
ここのコースはかなりチタン向きなコースだといえるかもしれない。