慣性モーメント

moorie2007-02-25

飽きずに山。4名。最新式のカーボン製リジットマウンテンバイク2台、10年落ちのチタン製リジットマウンテンバイク2台以上。アルミ、クロモリ、フルサスは0台である。特異な組み合わせのようだが、よく考えると、チタンリジットバイクを所有してしまうと、壊れにくいので乗り換えが進まずそのまま乗り続け、それ以外のバイクを所有していると、次々壊れていくうちに最も軽量で最新技術の詰まったカーボン製バイクに行きつく・・・のかもしれない。
最近またまた私が山で意識しているのが、慣性を使って走るゲイリー・フィッシャーが言っていたような走り方。山の下りと上りが混在するトレイルでは下りの勢いを使って上り返す。コギをいれる場合もブレーキを握る場合もやさしく入力することで無駄な力を使わないようにするとともに路面にも最大限の配慮をする。ハンドルもなるべく強引に切らず、すり鉢の中を回るコインのように慣性や重力に逆らわないように走る。下りでは少しハンドルを押し出して勢いをつけてみたり、上りではハンドルを引き付けてスピードを殺さないようにする。なるべく省エネでスムースなライディングである。こんなところで省エネをしたところで地球温暖化を食い止めるにはいたらないだろうけれど、帰りの舗装路の峠で激アタックをかますための脚を残すには有効である。で、帰りの峠では計算通りアタックを開始したが、最後の最後でまくられた。。。。。