フユヤ・フユヤ

moorie2007-03-18

わたしの、おまもり〜♪
ん?これはリルラ・リルハか・・・・
朝ライド、雪。
冬や、冬や。えらさむや〜。
家を出た時に、雪??と、ちらついていた程度の雪が、ひとつ峠を越えると吹雪いてた。ビューッ!
今回は自身初挑戦、禁断の果実のような、まだ味わったことのないトレイル。期待は膨らむ。
序章は舗装路激登坂。下から見るとそそり立つような道だ。マウンテンでインナーローなのでロードだと絶対登れない坂。しばらくして未舗装路へ進入。すぐにマウンテンバイクでも乗って登れなくなる。こうなると単に自転車はお荷物。そこから小1時間延々押し続ける。
あーー、これは修業か。これはおもしろいのか?楽しいのか?果たして趣味か?いや、そういう問題じゃないのだ。これは修業だから。いや、修業でもない。特に何かを会得したいわけではないのだ。どっちかというとご利益(りやく)を求めているのだ。この苦労がご利益につながるはず。この苦労がきっとめくるめく極楽ライドにつながるはず。そう信じる気持ちが押し1時間を支えている。このコース、絶対初心者に勧められない。無理じゃないにしてもアプローチが辛すぎる。
なんとか目標の分岐へ到着。そこから忍者のようにお目当てのシングルトラックを探しながら進む。あたり一面真っ白けの冬山。すぐにそれらしい道を見つけとりあえずコーヒーブレイク。ハイカーがちょこちょこ登ってくる。さすがに条件が悪いのでハイカーも男だけ。男はバカだ。なんでこんな寒い雪の日に山に登るのか理解に苦しむ。でも自分自身、なんでこんな日にこんなところまで自転車を担いで来ているか?こっちのほうがバカ度高し。高度700m。
少し休んで下る。根っこ多め。テクニカル。最初のうちは緩斜面であったが。。。。なぜかゲキ下り。スイッチバックの連続。急坂での超タイトターンの訓練のようだ。初のコースなので、ま、少しはこんな部分もあるかな?と思いながら走り続けるが、ずっとゲキ下りタイトターン。気がつけば、よく行く分岐に出た。ん?違う!ここじゃない。ここで高度400m。一気に300mも無駄に下ってしまった。なだらかな尾根を長くゆったり気持ちよく走る予定が、どこかで道を間違えてしまったらしい。ご利益が〜〜。ま、初めてのトレイルにはこういうことがつきものだが、ちょっとショック。
気候条件も悪く、少し疲れていたので再び今降りてきた道を200mほど担ぎ挙げる気力はない。残念だがそのまま下りの帰路へつく。もう一本、帰りに小さなトレイルに寄り、そこで派手にこける。普通はこける時、手をつかないのだが、顔に切り株が近づいてきて思わず手を出した。手をひねった。がっくし。