舗装路アタック

今回の山へ入る舗装路、いきなりミドルXローでかなり激坂。すぐ先行二人から遅れだす。ピッチ速すぎ。一人はいつも走っているので足をよく知っているがひさびさ一緒の友達も登りの速さがかなり復活してる。やばい。負ける。で、傾斜が緩くなったところでなんとか追いつき三人でピークを目指す。しばらく走っているうちに、そのひさびさの友達から、今週走りすぎて疲れが溜まっている、というセリフがでたので、あ、これはそろそろ足が売り切れてきたかな?と思う。ヒルクライムでの会話は要注意だ。ポーカー同様、自分の調子を読まれる。最後はその友達を振りきりなんとか2位。でもぎりぎりだった。次は負けそう。ちなみにヒルクライムが得意なわけではないが、下りが下手なのでできれば上りくらいは下りの速い人より速く走りたいのだが、自分の周りのマウンテンバイク乗りはたいがい上りも強い。山で遊ぶということは山に登る必要があるので、たいがいみんな登りが強いのだ。で、今回ヒルクライム、最初10名くらいいて、激坂パートでいきなり3名に絞ってしまったが、レースではないので、もう少しピーク近くまで多くの人数を引き連れたかった。より多くの人数と熱いバトルの楽しみと苦しみを分かち合いたいから。誰でも早い段階でちぎれると、ついマイペースで登ってしまうので、ぎりぎりでついてこれるくらい、生殺し状態でひいていきたい。ま、いじめじゃない程度に。自分も初心者の時多くの先輩に、ぎりぎりついていけるペースでよくひいてもらった。さっさと行ってくれれば楽に登れるものを、家庭教師のようにぎりぎりサボらない程度のスピードで走ってくれるから気を抜けない。それをくりかえすうちにある程度のスピードでは登れるようになったので今は感謝している。こんなふうに一緒にバトれる仲間を作るのもまた楽しい。