サーティ・ワン・ラブ

moorie2007-04-26

中学、高校と男子校だったので、その間、女の子とデートするなんてことは、全くなかった。(ま、もてるヤツはしていたが・・)で、大学生になって初めてデートらしいデート、女の子と二人で待ち合わせをして街をぶらつくということをした時、よくわからないまま女の子についていって、連れてもらった店、それがサーティワンのアイスクリーム・パーラーだった。アイスクリームの種類がいっぱいあってその中から好きなフレーバーのアイスを選び、コーンかカップにのせてもらうというスタイルは、それまで経験したことないスタイル、なんかアメリカ!なスタイルだった。ペパーミントのチューインガムを二枚重ねて噛んだり、ピーナツバターを塗った食パンにバナナをはさんで食べたりと、アメリカ的なものに非常にあこがれていた自分には衝撃であった。(まだハーゲンダッツのパーラーがなかった時代。)その女の子がアイスクリームが大好きだったのかどうかはよく覚えていないけれど、サーティーワンはデートの時、よく一緒に行った気がする。で、毎回いろいろ迷いながらも必ずといっていいほど頼んでいたのが、サーティワン・ラブというフレーバーだった。アイスクリームの中に、マシュマロが入っていて、なんでアイスにマシュマロやねん!と、笑って言いながら食べていた。その名前も実は気に入っていて、それが自分にとっての初恋のフレーバーだったような気がする。(今なら、うわ、これは味の宝石箱やー・・・あ、それはマシュマロやなくて、彦麿呂かー、とか言いそうだが・・)