クラッシック

moorie2007-04-30

最近、海外の世界最高峰の自転車ロードレースがほぼ毎週生で観られるので、本当にぜいたくな気分である。ただ、深夜の放送なのでその次の日は寝不足になる。
ここ数試合のクラッシックレースはすごく熱い。レース終盤、本当に有名な各チームのエースといわれる選手がずらり肩を並べてくる。最後の勝負どころでクネゴがガツンと踏むとベッティーニやレベリン、バルベルデ、ボーヘルトがピタッと張り付いてくる。剣を持ったにらみ合いのような緊張感、誰もがうかつに勝負をかけられない。手に汗握る展開である。スキをみて伏兵クラスの選手がいちかばちかの勝負をかける。それをリスクをかけて追うか、追わずに誰かが追うのを待つか、そのかけひきがすごい。もうおもしろすぎる。各チームのエースの実力が拮抗していてまさに役者が揃っているという感じである。もう今年の世界選手権が非常に楽しみである。各国の最も強い選手が集まって世界で一番強い選手を決めるのだが、イタリアで世界選手権候補に選ばれる選手はほぼ各チームのエース級になる。誰が優勝してもおかしくない選手が揃う。対抗はオーストラリアか?マイケル・ロジャースにひかせて、オグレディが発射台になりマキュアンが勝つパターンが有力。次はスペインがサンチェス〜バルベルデの列車からフレイレを発射する。うーーーどれも魅力的で今から楽しみ。
それに比べ現在のグラン・ツール(世界最大規模のステージレース)は役者がいまいちである。ランス以降という時代がまだ訪れていないかんじ。問題のバッソはドーピング疑惑がいまいち晴れないまま。昨年のジロでは誰もかなうとは思えないくらい強かったので、総合力では文句なく一番だと思えるが、出場するかどうかもよくわからない。なので待ち遠しいという感じが例年より薄い。
テレビ見過ぎの寝不足と疲れのためライドなし。ほのぼの90キロ走って疲れるのでまだまだだなー。でも90km走ってみて、ほのぼのペースでならグランフォンドの150kmはいけそう。