朝マウンテン

2ヶ月以上マウンテンバイクをほったらかしにしていた。で、ひさびさの山。オフロードにはいるなりリムに石が当たる感覚。ほったらかしで空気が減っていた。で、補充して下り、オフロードになれていないせいか上半身にやたらと力が入る。目が障害物に追いつかない。おもしろいけど難しい。絶好調でも苦労するシングルトラックの登りは、足をつきまくった。難しすぎる。もっともっと前へ座りたいがそういうポジションになっていない。それでも冬はこれで上れていたのだ。思うに身体が山に順応していない。その上ペダリングががしがし踏むペダリングになっている。インナー・ローでトルクが抜けるときふらつき足をついてしまう。オフロードの場合路面を舐めるように絶えずタイヤが路面を捕らえ続けないとうまく上れないのだが、それが全然できてない。ロードの場合、ペダリングが雑でもパワーさえでていれば何とかなる場合が多いがオフロードでは通用しないのだ。ま、マウンテンバイクレースでもそこまで難しい登りは存在しないので、こういう趣味のマウンテンバイクライドに限定されるのだが。
困難なシングルの上りではかなり離される。ロードならなんとかついて行けてるレベルでもマウンテンだと自分の未熟さやパワー不足がすぐ差に現れる。で、遅れながらぼちぼちついていく。途中日当たり良好な部分は草ボーボー。道どころか前がほとんど見えない。崖から落っこちないよう注意が必要である。自転車を押していると草でスネがすれてかなり痛い。血もにじんできた。あとから聞くと友達は血が出ていなかった。彼は脚の毛を剃ってないからかもしれない。自分は脚の毛の処理をしていたので毛の差で皮膚がやられてしまったようだ。
暑く苦しく、全く人には勧められないしんどい上りを終え、いざ下り。ここの下り、走っている人が少ないので多少倒木があり、立ち止まったが、極楽度は最高レベルであった。ハイスピードに目が慣れないが、何とかこけず、非常に楽しい。全行程3時間半であった。
帰り友達と舗装路上りピークまでのスプリント中、友達ペダルを踏み外して落車。ジャージの肩が破れ、腕がすりむけた。けっこうなダメージ。上りピーク寸前なので時速25KM位だと思うがこのダメージは大きい。前日は車にはねられ、翌日は落車とついてない彼だ。