C4

moorie2008-01-21

カテゴリー4。これは現在なくなってしまったC3のもう一つ下のカテゴリー。このカテゴリーがなくなったので初めて関西シクロクロスに参戦する人はC3から始めることになる。これによりC3からC2に昇格するのが一部の選手には難しくなった。以前は初めて参戦する場合、必ずC4からC3に上がり、C2に上がる必要があったので、ずば抜けて速い人でも2レース走らないとC2に上がれなかった。現在はC4がなくなったので1レースでC2に上がれる。これは早く昇格したい人には効率的だ。2レース続けて表彰台に上がれば、日本のトップカテゴリーであるC1に上がれる。そこで日本選手権に勝てば3レースで世界選手権に行けるし、世界選手権で勝てば4レースで世界チャンピオンである。関西シクロクロスに虹色ジャージを!
話がそれてしまった。C4がなくなってC3は激戦度が増している。参加者が激増中で層が厚くなったし、C3にはレースが転戦する先々のご当地のトップレーサーが参戦してくる可能性が高い。どの地域でどんな選手が参加してくるか未知である。シクロクロスで昇格を目指しているわけでなくても、速い人は自動的に昇格する。逆に昇格を狙っていても、たまたま速い人がスポット参戦しているときだと昇格は難しい。以前はスポット参戦の速い人はC4に出ていたのでC4は凄い速い人とあまり速くない人の両極端で、C3はそこそこの人同士の戦いだったから、そこそこの中で速い人は昇格しやすかったように思う。
ま、なにはともあれ速くなれば昇格できるし、何回もレースを転戦しているとスポットで速い選手がこない日もあるし、自分より速い人が昇格し終わって自分の順番が回ってくるかもしれない。そう考えると、C3は粘りが必要な、なかなかおもしろいカテゴリーである。