暗峠6

京都の自転車乗りに暗峠のキツさをわかりやすく伝えるならば、京見峠の下にあるしょうざんから登る23%の坂、あれが峠の下から上までずっと続いている感じ。距離的にも京見峠の下から上まで全部23%以上、そんな感じ。
今まで激坂はいろいろこなしてきていたが、大概どこでも激坂部分は一部でしばらく行くと小康状態になる。それが暗峠には無い。えんえん激坂。足を緩めることができない。足の力から腹筋、背筋、腕の力まで全身総動員で登る。立ち漕ぎばかりでは続かないので、サドルに尻を突き刺すようにしてシッティング、後ろに加重がかかると前輪が浮くのでハンドルを引き漕ぎつつもハンドルを押さえ込み、登り続ける。登るだけでも難しい上に、数メートルおきに10センチほどの幅の水きり溝がある。溝にタイヤに落とさないよう注意が必要である。中盤から心臓も足もいっぱいいっぱいになり道幅を使って蛇行走行。コースを知らないので前半力を使いすぎた。もし行く人がいれば忠告する。上までずっときついので最初からとばさないように。