日曜剣鉾練習

日曜は京鉾(京都を代表する剣鉾差しグループ)から何人か鉾を見に来られた。最初雨が降っていて練習が無かったので、会所で鉾を見てもらっていると、雨が一時止んだので、実際に鉾を持ってもらうことに。
こういう機会は本当は非常に難しいことなのだが、うちの鉾差しの一人が京鉾の差し手ということもあって、実現した。来られた方は京鉾の名人ばかりなので、嵯峨の鉾を持って立たれても真っ直ぐ立つ。この真っ直ぐ立つまでが難しいのだが、さすがである。鉾に対する真摯な姿勢は見習うことが多い。
せっかく遠くから来られ、誰も差そうとしないので、私が本鉾を差して見せる。本鉾を今年差すのは初めて。なおかつ路面はぬかるんでいる。本番用なので鉾を倒すことは許されない。なおかつ多くの眼のあるところ、それも京鉾の名人の前で差すのは緊張したが、なんとか数回音が鳴った。下手なりにカッコはついたかな。
本番用の鉾は練習用より重いけれど、棹が素直で振りやすい。本鉾を持って本番が待ち遠しくなった。
備忘録
豪華な差し入れ(焼き魚、麩餅、鳥唐揚、海老、出し巻き、グレープフルーツゼリー、桜餅によもぎ餅)
純米大吟醸げっしょう。
いい酒は二日酔いしない(それも限度があるけど)。

月曜は差し入れがないらしい・・・・・