朝寝坊

今日の朝は山に行こうと、昨晩なんとなく思っていたが、寝坊した。やっぱりなんとなくではなかなか起きられない。
マウンテンバイク自体が現在非常に調子が悪い。このまま整備をしないで乗ると気持ちが悪いので、マウンテンバイクはやめて鈴鹿スペシャルで一人軽くロードライドをする。鈴鹿スペシャルはグリップシフトでトップノーマルのリアディレイラーを動かす自転車で、これになかなか慣れない。いままでグリップシフトでローノーマルに慣れていたから。なぜわざわざ慣れない自転車でレースに出るのか?とりあえず手持ちのパーツとフレームで組んだフラットバーのロードレーサーでレースに出てみたかったから。早く慣れないとレースが近い。
帰宅して仕事の時間までマウンテンバイクの整備。時間があるときにやっておきたい。フォークを抜き、ヘッドの点検整備。
日曜日、ショップに行き、相談した。一緒にいろいろな原因を考える。
ヘッドの動きが悪い原因。
まずはフォークストローク量とフレームの相性が悪いのではないか。
でもこれはたぶんない。今までのフォークもこのフォークを使い始めてからも、問題は無かった。
次にタイヤのグリップ力が高すぎるのではないか。
太いタイヤを低圧で使っているので、グリップ力が高すぎてハンドリングを重くしている。
これもたぶんない。実際乗ってハンドルを切るとタイヤの重さと粘りを感じるのは確かなのだけど、このタイヤをつけて半年ほどたっているので、今になって急に重く感じるのはおかしい。
となると、やっぱりヘッドパーツが一番怪しい。
もし原因がヘッドパーツならこの症状はヘッドパーツのフォーク側のベアリング不良の可能性が高いということ。完全に壊れているか、細かな砂が中にベアリングに入り込んでいる可能性が高いそうだ。
確認してみると、フォーク側のベアリングがほとんど動かない状態だった。中にジャリジャリと異物が入っている。サンドブラスト処理をしたフレームで、稀にこういうことがあるらしい。
原因はわかったけれどキングのベアリングは私にははずせない。ベアリングだけの交換も難しいらしい。なのでヘッドをつけたまま回転部の隙間から高圧で低粘度のオイルを吹きつけ、異物を押し出すことにする。綿棒でベアリングを回しながら異物を拭き取る。それを回転がスムーズになるまで何度も繰り返す。なんとかくるくる廻るようになったけど低粘度のオイルなのでこのままではすぐにオイルが枯れてしまう。なので最後にグリスをすきまから中に擦りこむ。キングは精度が高いぶん隙間が小さくグリスが中に入りにくい。それでもなんとか納得できる動きになったので、フォークを付け、組み上げる。ハンドルを動かしてみるとバッチリ動く。とりあえず成功かな。週末の山行きが楽しみだ。

夏のバーゲン。メーカーバラバラ。どれから使おうかな。