山での隊列

以前は二、三人で山に入ることがほとんどだったけれど、最近は仲間が増えて五人とか、多いときは十人で山を走ることがある。こういう時、山の中を走る順番は基本的には道に詳しく、速い人から順に走る。そうすると適度な間隔を維持でき、楽しく、安全に走りやすい。これが逆だとすぐに後ろが詰まってしまう。走っている途中で、調子が悪いことに気がつくと、気軽に後ろに下がるほうがいい。後ろから速い人が来ると、マイペースで走れず、焦ってしまい怪我をすることもあるから。
初心者がいる時は、できれば直前か、直後に気を配れるベテランが着くことが望ましい。隊列から遅れても初心者に安心感を与えることができるし、トラブルが発生してもある程度対処することができるから。
前のほうで緊張感を持ってガンガン走るのも楽しいけれど、最近は後ろでまったり気楽に走るのも楽しい。年とったかな。