北山再考

もともと北山でマウンテンバイクを覚え、5年ほど前までは毎週のように通い詰めていたのだけれど、ここ最近は走るエリアが広がり、北山からは足が遠のいていた。今年新年明けて一度北山を走り、やっぱりおもしろいので今回もう一度トライ。
朝6時半、北山大橋集合。ローディー、マウンテンバイカーがうようよ。雑多な感じがいい。その日の気分によって、乗る自転車の種類を選べるという点がすごい。みんななんとなく顔見知りで、マウンテンバイカーだからとか、ローディーだからとか、自分の遊ぶ自転車だけに縛られず、誰とも排他的に接しないのがいい感じ。
とりあえず市原ローソンまでロードの後ろについていき、そこからはマウンテンバイカーだけで峠を登る。今回私自身初めて登るルート。初めてのアプローチルートなので少し不安はあったが、従来より楽しく走れた。担ぎも少なく、乗れそうで乗れなくて、でも結構乗れるという絶妙なシングルトラックが続く。このテクニカルな登りの波状攻撃が北山の魅力だ。
途中からいつものルートに合流し、そこからは自分の記憶を頼りに下っていく。
下り始めても一気に下らず、何度も脚を使わされる登りがあるところが、北山の魅力。下り自体はスピードが出る部分とか狭い木々の間をすり抜ける部分とかはあるけど、特に難しくは無い。何度も登らされ脚が乳酸でパンパンになり、それでも登らなければならないところが、非常に辛くて、辛すぎて笑える。その状態からまた何度も下るのでかなり頭がハイになれる。やっぱり北山は最高だった。
9時半過ぎ、無事下山。帰宅。