朝、山

酔いから醒めたのか3時に目が覚め、メールをチェックし(着てないけど)、5時まで本を読んでしまう。悪い癖。そうするとまた少し眠くなって、寝てしまい7時半に起きだし、着替えて走りに行く。
特に目標に向かって真面目にトレーニングしているわけではなく、身体を動かさないと腐ってしまいそうな強迫観念のようなものから運動している。例えるなら糠みそをかきまぜるとか、豆腐の水を入れ替えるのと近いと思う。だからそこそこ健康状態を維持できているし、そこそこ自転車も走れるけれど、抜群に速いわけではない。朝ちょこっと走ってガス抜きできればそれで満足してしまうからだ。これをもう少しサボらないような仕組みというか、何か外圧のようなものをかけてやればもう少し速くなれそうな気がする。ま、それも少し考えてみよう。
昨日1時間40分かかったコースを今日はがんばって50分で完走。昨日自分が走ったシュプールがまだ残っていて、「お、こんなラインで走っているのか!」と、マリオカートの亡霊を追いかけるように走った。

いつもの見晴台から愛宕を見る。家を出る時ピークに雲がかかってなかったので楽しみにしていたが、写真を撮る時は隠れて見えなかった。ちょっと損した気分。風で雪が舞っているみたい。
昨晩白洲正子の初期のエッセイを読んでいると、友達と竜安寺に行く話があって、そこで竜安寺のことを嵯峨の竜安寺と書いていた。嵯峨に住んでいるものからすると、竜安寺は嵯峨と違うだろう、ということになるが、考えると街中の人からすると西大路より西で山際の寺は嵯峨っぽい気がした。金閣寺は北過ぎて嵯峨っぽくないけど竜安寺なら嵯峨っぽいかも。仁和寺竜安寺より西だけどあれは御室っぽい。ま、嵯峨の人間ならお寺は嵯峨天皇のいた大覚寺天龍寺は嵐山の寺だ。ちなみに嵯峨に住んでいる人は北大路より北に疎い気がする。私も自転車に乗り始めるまでほとんど行ったことがなかった。北大路より向こうは賀茂?岩倉?八瀬とか静原とか大原とか行くのは旅行感覚だったように思う。