バゲット

失敗。
残酷な結果となった。一応普通にスライスしてトーストすれば食べられるシロモノではあるがバゲットではないパンになってしまった。生地はバゲットに近いし、中身もバゲットに近い。けどバゲットではない。がっかりだ。バゲットは自分にはまだ早かったか。
失敗点はクープは開いているがバケットのそれではない。クラストが固くやや厚い。ピンポン玉ならバットの代わりになるくらい固く仕上がった。原因は今回初めて北海道産のハードブレッド専用粉ERを使用して、それに慣れていなかったこと(水分量65%)。コネが少し足りなかったこと。二次発酵時に下にクッキングペーパーを敷いていたが、なぜかそれに生地がひっつき、焼成前に生地から空気が漏れてしまったこと。道は険しい。

もうひとつ焼いた変則ショコラカンパーニュ、こちらは上手くいった。今回は生地にココアを混ぜるのではなく、一次発酵の後、チョコチップを生地に入れ込んだ。そのままジャムやバター無しでもおいしいが、サンドイッチなどには適さない。