嵯峨祭菊鉾研究会練習初日(土曜日の夜)番外編

今は現役を引退されて本番では鉾を差されない先輩鉾差しが、現時点でどれ位できるかの試し差し。
一人は70歳台中ばで、もう一人は50歳台中ばかな。私の又従兄弟の親父と、従兄弟で、どちらも私の親戚。血は争えない。

私が鉾の練習を始めた頃(16年ほど前かな?)は、まだ二人ともバリバリの現役鉾差しで、特に私には血のつながりがあるので、よく言えば歯に衣着せぬというか、悪く言えばボロクソな言葉で指導してもらった。その時の私は今より若くてナマイキで、せっかく教えてくれていることもよく聞かずに、自己流で練習を続け、結果上達も遅く、かなり遠回りしたように思う。
そんな私も何時の間にか菊鉾の現役鉾差しの最年長者になった。先輩方の言っていた事も今ならよくわかる。そろそろ若いメンバーに指導する立場だけれど、なかなか言葉で上手く伝えることができない。自分でもまだ自信がないところがあるから。

昨年(2011)の嵯峨祭で私が差しているところ。祭後半にしてはヘロヘロになっていないので及第点かな。
今年はもう少しゆったり差してみたい。