スナック芸大全

糸井重里全仕事というものがあれば、その中で私がもっとも好きな作品はスナック芸大全だ。
高校時代、ビックリハウス的なおもしろがりかたに感銘をうけ、ウッディアレンをつかった、”おいしい生活”のコピーに洗脳され、西武セゾングループで働こうと思い、仕事のあとはスナック芸大全で飲み屋に集う人々、タレントを喜ばせることにせいをだした。
あー青春。
その後のユニクロびいきな行動は理解に苦しむし、現在の創作活動まではフォローできていないが、スナック芸精神は私の中に脈々と生きているように思う。
思い出すに・・・・
変に頑張りすぎない。ちょこっとコツはいるが、プロ的熟練度やおおげさな準備は必要としない。
ばかなかしい。
身内も通りがかりの人も、店のものも笑える。
・・・・あとは忘れた。いやたぶんそんなたいしたもんじゃないのだ。
で、自分のスタンスはこの本に出会った20年前から全然成長していないなー。