レース

moorie2006-09-03

結果から。
ペアの部4位。
あーーー。
ま、でもシャキーラ風にいうと、
順位はウソをつかない。
こんなもんです。
いろいろ書きたいことはあるが、まずは自分のレースの総評。
6時間耐久マウンテンバイクレース。
いろんなレベルの人が一斉にスタート。
最初の30人くらいのスピードにはついて行けない。スピードでいうと私の実力はこんなくらい。で、1周で交代。17分弱。二人なのですぐにまた交代し、こんどから3周交代とする。まだ速い選手から周回遅れにされることはないので、たれてくる選手をマイペースで抜いていく。心拍が180に近づくと、危険なので170くらいで走るようにする。で、交代、今度はパートナーが3周走るので約一時間休憩。しんどいけれど、体に異常はない。この時点で3位。15秒ほど遅れで4位のワコールチームがいる。次の交代で差を広げるようペースをあげる。差はひろがったが、心拍とペースを上げすぎ脚がけいれんし始めた。まだ2時間もレースがあるのに・・・
2周交代にし、さらにペースを上げたところで脚が完全につった。コースで脚をつくと再乗車が不可能になる恐れがあるのでだましだまし軽いギアをくるくる回し脚の回復を待つ。待っているうちに、ワコールチームに抜かれる。抜かれるも脚はギアをかけられない。泣きそうになりながらメンバー交代。下半身けいれんしっぱなし。脚の筋肉のリハビリに詳しい女性にマッサージをうけるもけいれんしすぎてけっとばしそうになる。とりあえず安静にしてラスト30分の最後のたすきを受ける。もう重いギアをまったく踏めない。軽いギアでくるくると回しながら、さらに脚に負担を感じているだろうソロで6時間走っているクレージー級の選手たちを抜かしていく。抜いてはいるが私はペアの部で休憩しつつこの状態である。こんな過酷な6時間を一人で走るのは私には到底無理だ。結局ワコールチームを最後まで見ることなく私の走りは終了。パートナーは脚がつるぎりぎりのところで最後までペースを守り、完走。長い時間になってもコンスタントに自分の走りをするたのもしいパートナーだ。反省点はいろいろあるが5時間守った3位の座を手放したのは長い耐久慣れしていない自分にあった。自分の力を出し切るタイミング、セーブする理性が足りなかった。ま、それも実力。順位はウソをつかない。
かたずけて表彰式。
仲間の女子は最後恐ろしい頑張りを見せ女子の部優勝。すごい。ホテルのチケットやら空気入れやら豪華景品をゲットしご満悦??ま、レースに対する温度差が選手間にはあったが、無事終わって、結果もよく、よかったよかった。
で、仲間の3人チームも4位入賞。恐ろしい激戦区でより厳しい戦いを繰り広げていた。ま、厳しい中入賞するほど本人の充実度も濃いだろう。あと惜しくも入賞を逃した友達も、リタイヤした友達も長い時間、昨晩から終了まで、こんな大勢でわいわいやってるだけで、楽しい時間だったんではないだろうか。私は勝負に向き合いすぎて楽しむことを忘れてしまいがちだが、やじうまのようにわいわい言うだけというのも一度やってみたい。でもその時はビールでベロベロになってそうだ。
最近一緒に走っていない北山方面でより濃い走りをしている知人たちはみなソロで6時間走り抜いていた。表彰にも何人も登り、3レース通じてのキングオブエンデューロも上位独占である。すごすぎる。エンデューロの底力を感じた。大勢が一つの場所で集まれるのは楽しい。走りの同窓会みたい。でもみんながはまっていて、ある意味おそろしい。
で、おまけ。
自分のチームの表彰。
今回五位まで入賞だったので表彰台に呼ばれる。1位から3位に比べ、表彰台は低いが、舞台の上なので見晴らしがいい。気持ちいい。
自分のチームの番になって、賞状を受け取る。
4位。
チーム無頓着。
むとんちゃく?
ん?
それは見た目ですか??
仲間から大爆笑が起きる。
あのー無頼庵なんですけど。
ぶ・ら・い・あ・ん。
そんなチーム無頓着なんて、おもろすぎるやないですか。
賞状の印刷が間違えていた。読んだその人には罪はない。
それよりも大笑いして、順位の残念な気分が吹きとんだ。最後まで非常に楽しく終われてよかったよかった。
その後、風呂に入って食事して帰宅。11時をまわっていた。