スパイラル

moorie2007-12-18

朝ライド。山。前日マウンテンバイクの動かないシフターの隙間からパーツクリーナーをジェット噴射、CRCも注入し、とりあえずは晴れなら変速できるように整備。5時45分起床。外は真っ暗。6時、まだ真っ暗でなおかつ寒い。それでも夜は必ず明けるのでおもむろに着替えだす。寒いのでトップはパタゴニアのR.5の上に薄手のダウンベスト、その上にナイキのウインドブレーカー。ボトムはレーパンにナイキのウインドブレイクパンツ、靴下はスマートウールのウルティマックス。靴はシマノ皮のゴアテックスブーツ。手袋は二枚重ね。ちょっともこもこして自転車に乗る格好というより早朝の犬の散歩ルックだ。それにヘルメットをかぶって山へ。ダートの登りは暑くて沸騰しそうになった。やっぱりダウンは自転車には不向きだ。山に入ってからはウインドブレーカーの前を開けて冷たい空気を入れる。ピークから今日はテクニカルで非常に楽しいほうの下りを選択。ここは本当におもしろいが出口が民家から近く、人に会うと嫌な顔をされるので滅多に走らない。今日は一年ぶりくらい。下り初めてすぐウインドブレーカーの裾が長いことに気が付く。サドルに引っかかりそうな予感がした数秒後にドロップオフ登場、腰を引いた瞬間ウインドブレーカーの前の裾がサドルの先端に引っかかる。後ろに腰が引けない。腰が引けないままドロップオフ進入。ハンドルを前に投げ出す。重心が前に残っているのでリアタイヤが浮かびだす。自分の身体がスローモーションで前にダイブ。一瞬前の路面を見ると、ふかふかそう。でも右からせり出した木がやばい。まず右肘をその木にヒット。次に左の枝で左脚ヒット、上半身は柔らかい路面へヘッドスライディング。ザザーー。所々痛いが、自転車はセーフ。怪我も大したことは無さそう。そこで気を取り直し、ウインドブレーカーの裾をズボンの中に押し込み、ひもで縛る。こういうダウンヒラーの基本をすっかり忘れていた。再び下る。それほど長い下りではないが膝が笑いそうになるコース。サドルにお尻を降ろす暇がないのだ。根っこや岩盤も多い。路面の良いスムースな下りとは違って冷や冷やドキドキ系の下り。ひさびさなので何度か足を付きながら麓まで下り、出口付近では音を立てないように忍者のように山からでる。山終了後、ふとズボンを見ると左膝内側が15センチほど裂けていた・・・・げげ。最近壊れたり破れたりが非常に多い。デフレスパイラルならぬ壊れスパイラルに陥っているようだ。このスパイラルはやたらと金がでるのでやっかいだ。