怒級のトラブル

日曜日、すべてのレースが終了して、帰る準備をしていたとき、それは起こった。先に車で帰った子供と嫁さんと嫁さんの弟。その嫁さんの弟が顔色を変えてレース会場に帰ってきた。
「兄さん、自転車が落ちました。」
え??なんと、嫁さんが子供の自転車を車の屋根の上に詰んだまま高さ制限のあるショッピングセンターの駐車場に突っ込んで、その衝撃で自転車が落ちたらしい。。。。。
最悪だ。最悪の地獄図を想像しながら自走でその現場へ向かう。とりあえず自分の自転車を積んでなくてよかった。いや、もしかしてそういうことを事前に想定して積んでいなかったのかもしれない。いろいろ考えながら現場に着くと、不思議な光景。自転車用キャリアは縦に棒状のもの三本、その下にベースとなるバーが横に二本、その下に車に取り付けるキャリアの土台が4つ、その上に自転車が正立した状態で地面においてある。まるでイカダに自転車が乗って漂流しているような感じである。見るまでの想像では自転車のサドルが吹っ飛んで、ひしゃげて、自動車の屋根に突き刺さり、屋根がボコボコという状態であったが、そうではない。キャリアごと自転車が車の屋根から強引に引きはがされた感じである。確かに自動車の屋根はキャリアが引きずられて何カ所もへこんでいるが穴はない。キャリアも所々ひん曲がっているが、使えなくもない。ま、腹はたってはいるが怒りまくるほどでもなく、とりあえず乗って帰れるようにキャリアだけ装着し、子供の自転車を車中に積み、家族と別れ一人雨の中自転車で家へ帰る。帰りマクドハンバーガー3個買い、家でビールを飲みながら3個自棄喰い。ま、そんなに怒ってないんやけど一気に喰って気がおさまる。で、腹一杯で疲れて眠い中、新年会に出かける。