修理

moorie2008-03-31

XTRのリアディレイラーの脚の修理。部品を取り寄せたら2000円から3000円に値上がりしていた。この小さなプレート1枚だけで3000円!えらい一気に上がり過ぎちゃうの!シマノさん。
修理はディレイラーのプレートをはずすところから始まる。ご存じのように、このパーツ、強いバネのテンションがかかっていて、それをネジ1本で支えている。そのネジをはずすと、くるくるくる〜〜っと脚が回転し、中に入っているパッキンやらバネやらをぶちまけそうになる気がする。そして部品がなくなり、再組立不可能に・・・・・・・ゾ〜〜〜。ネジをそーっとはずしゆっくりテンションをほどいていくと・・・・・何事もなく4分の3回転ほどしてテンションがなくなる。特にはじけることもない。なぜならもう一カ所回転軸のネジがしまっているから。そのネジをはずし、脚をはずし、内部を掃除し、新しい脚を移植し、バネをひっかけ、軸のネジを止める。このとき、ネジのテンションの強弱を2通り選べるようになっていることがわかる。裏技か?ほとんどの人は知らないまま死んでいく裏技だ。なんとなくテンションを強めにセットした。そのほうがチェーンが暴れにくいと思うから。最後ほどけたテンションを戻しながら、それを固定するネジをつけるのには苦労したが、なんとか無事終了。あとはプーリーをつけて、自転車にディレイラーを装着。ワイヤーをつけて、変速調整をする。まだ34Tに入りにくい。ディレイラーにつけているエイビッドのローラーマジクの不調が原因のようだ。よく見るとローラーマジクとディレーラーの間の球を受ける臼のようなパッキンが破損してなくなっている。ローラーマジクを換えるか、ローラーマジクをやめてアウターワイヤーのみにするか、そうするとインナーワイヤーの長さが足りなくなるのでインナーワイヤーも交換だ。めんどくさーーー。
今回リアディレーラーを修理してみて、5年ほど使ってたら、プーリーやらバネやら、あちこちが弱ってきているのでお金をかけて手間をかけて、部品交換修理するより、すぱっと新しいのに換えた方が性能も良く気持ちいいと思った。修理して使えるものを修理せず捨てるというのは気乗りしないが、レースライクに使用する場合リアディレイラーやフロントディレイラーは消耗品といえるのではないだろうか。フロントディレイラーはひさしぶりに交換すると見違えるように変速が速い。お試しあれ。