ボーノ!!料理教室・イタリアン編

以前一度企画して、保留になっていたプライベート料理教室をついに実現。
京都料理学校の全面バックアップ!というか、準備から何から全て丸投げでお願いした。
初めてのことなので、うまく行くか心配したけど、参加者合計16名を先生方が何人もでサポートして下さり、子供から初心者から、みんな楽しく調理できたと思う。
京都料理学校の皆様、ありがとうございました。

まず最初にヒカル先生からこの日の料理の解説。これが非常におもしろい。落語の枕のようだ。
それから先生による全ての料理のデモンストレーション。
料理はデザートまで合わせて全5品で、カメラと大きなディスプレイを使い、どの席からでも調理の進み具合がよくわかる。
デモ終了後は4名づつチームに別れて調理開始。
料理はさっと作って、あとは飲んで騒ぐみたいに、ちょっと甘く考えてた節もあったけど、実はガチンコの料理教室だった。包丁の使い方など、基本に厳しい。
班の各々が作業を手分けしたり、協力したりして作っていく。5品もあるので、出来上がり時に、暖かい料理は暖かく、冷たい料理は冷たく、最も美味しく食べられるタイミングを考えて作る点が難しい。

まず私は赤ピーマンを真っ黒に焼く担当。簡単なのを選んだか。

肉厚の赤ピーマンは焼くと野菜の甘みが出るそうで、焼いた後に洗って皮をむいて、トマトと一緒にミキサーにかけ、冷製スパゲティのソースを作る。
この日の料理は全てブイヨンやコンソメを使わない、素材の美味しさを生かしたイタリアン。シンプルで簡単で美味しい。それにはちょっとしたコツがいる。そんな感じ。

冷製スパゲティのトッピング用野菜。茄子は炒めると油を吸いすぎてベタベタになるのが気になっていたけれど、しっかり素揚げする方がサッパリと仕上がるとは知らなかった。こういうのもテクニック。

夏野菜たっぷり冷製スパゲティの完成。
チームの4名ぶん。盛り付けとか、味の違いなど他の班のと食べ比べたりすれば、もっと面白かったかも。次の機会に是非やってみたい。

盛り付けにはセンスがでる。雑かも。。。。それでも大きい皿の白い部分、ブランクを生かせば、それなりに見える気がする。
冷製にする場合、パスタを茹でてから冷水で締めるので、しっかり茹でないと、固くて食べにくい。ココ重要。

前菜のオリーブのケークサレ
ケーキが腐っているのとは違います!オリーブとアンチョビが効いた大人のおつまみにもなる一品。
これは何も手伝わず、何時の間にか完成してた。

鮮魚のバジルペースト和え。
本場ジェノバではジェノベーゼと言わないそう。プチ情報。
これをデモンストレーションで作っている時、バジルの香りで空腹が刺激されて、たまらなかった。
さっと茹でてあるタコは酢で軽く洗う。これもちょっとしたテクニック。肉を切ったまな板や包丁はすぐ変えるなど、安心安全は基本中の基本。

ピザ風ローストポーク
涼しかったので暖かい料理が非常に美味しく感じた。ボリュームがありビールにもワインにもよく合う。基本のトマトソースが作れれば簡単。

調理後に、みんなで実食。
シャンパン、白ワイン、ビールと飲みたい放題飲んだけど、空きっ腹で一気に食べて、お腹がいっぱい。いつもの半分も飲めなかった。まだ赤ワインもあったのに残念。
最後のデザートはとろりチョコプリン、これも自分はノータッチで完成していた一品。
それにしてもこの品数をよく1時間でできたものだ。さすが料理教室。
事前の打ち合わせでボリュームたっぷりでお願いしたのだけど、ボリュームたっぷり過ぎて最後はみんな無口になってたかも。
飲み食いも楽しいけど、ワイワイ大勢で気兼ねなく、どんくさい腕前で料理を作るのが非常に楽しかった。もしまた企画が通れば、是非第二回もお願いしたい。次は季節の天ぷらと鯖すしとか?楽しみ楽しみ。