シマノ鈴鹿(夏の終わり)

シマノ鈴鹿、終わりました。
暑かった。暑すぎました。


フラットバークラス、一時間耐久、6位。
朝2時半起床。2時間くらい寝たかな。でも特に疲れなし。それから一緒に行く子供を起こして、出かける準備して、3時50分家を出発。5時30分頃鈴鹿サーキット着。思った以上に早く到着。途中信楽あたりで豪雨に逢って、カッパを持ってきていないのでヒヤッとしたけど、結果的に雨はそれだけ。

受付して、すぐ試走。フル三周か、四周か。気が付けば回りすぎていた。
それにしてもすでに暑い。自転車につけたボトルの水がすぐ生ぬるくなる。

ブースを回って友達数人と話をして、子供と嫁さんと合流して何やかやしているうちに召集が始まっていて、並んで、レース開始。ドロップ、フラット合わせて約1000名同時スタート。恐ろしい数。

気を付けたのは常に集団前方にいて、落車に巻き込まれないこと、中切れで脚を使わないこと、自分から中切れを発生させないこと。特に前半は大集団(数百名)走行なので危険がいっぱい。みんな最初は元気なので、我先に行きたがるし、罵声が飛び交う。気持ちは分からなくないが、できるだけ丁寧な言葉を使ってほしい。

失敗はボトルの水。一時間なので少しカロリーのある飲み物500cc1本だけ持った。毎周回決まった緩い下りでちょびちょび補給。ただ暑すぎたので喉が渇く。できれば保冷された冷たい水がもう1本あればゴクゴク飲めたし、頭にかけられた。特に登りがないコースなので重量増は関係なかったように思う。

できるだけ脚を使わないように、ただし集団前方というルールを守っていたのに40分くらいでふくらはぎが攣ってきた。え?って感じ。水分不足か。いきなり携帯電池残量2%みたいな感じである。すでに入賞は諦めムード。集団前方から集団の真ん中の風の無いところ、危険はいっぱいだけど楽なところに身を潜める。とりあえず完走を目指す。できれば先頭集団でゴールしたい。50分過ぎてやっと最後の周回かと期待したが、ラストもう一周。ここから不思議と脚攣りが治まり、入賞への下心がムクムクと顔を出す。先頭は見えているけれど、前まですごい人数。コース脇の白赤の縁石ギリギリを声をかけて上がっていく。ここで不思議にもスルスルと前に行けた。ヘヤピンを抜けてから下り。20番手くらいかな。この辺で集団が殺気立ってきた。大きな下りが続くけど、もうスピードは出るし、怖くて仕方がない。左後方で大落車発生。これで完全にビビる。勝ちたいという前へ前へという気持ちから、無事終わりたい、できれば入賞という気持ちに変わってしまった。流してゴール。
ドロップバーと混走なので順位はわからないがアナウンスで自分の名前が流れたので入賞しているのはわかったけど、表彰台には届いていないのもわかった。最初4位かと思って少し悔しかったけど、6位と聞いて、悔しさより、なんかホッとしたというか、気が抜けた。

それから友達に報告して、家族と合流し、賞状を受け取る。副賞は小タオル2枚。景品受け取ってすぐ両脚攣った。いつもは長時間乗っていても、上げたり下げたりの練習ばかりで、ずっと一定高負荷という走りをしていないのがモロに出たみたい。あとやっぱり平坦と高速の下りは苦手。

三位までに入るということと、入賞することは全然違う。オリンピックを観てそう思っていたけれど、いざ自分の番になるとビビってしまった。加減して勝とうなんてムシがよすぎる話。それこそ優勝なんて別次元の世界。優勝ということは前に誰も走ってないのだから。誰も自分の前に行かせない強い気持ちと攻めの姿勢がないと集団スプリントでは勝てない。一人で抜け出せるなら別だけど、自分には無理な話だし。

家族とプールで遊んで、早めに帰宅。なんか油断して日に焼けすぎた。背中が痛い。
悔しいので来年は1日2レース走るか!